予防歯科｜南草津の歯医者「南草津こども・おとな歯科」

虫歯や歯周病は初期のころは自覚症状もあまりなく、痛みで気付いた時にはかなり進行していることがほとんどです。そうなると治療には時間や費用がかかりますし、最悪の場合は治療が間に合わず歯を失うこともあります。

お口の健康を保ち、生涯にわたってご自身の歯を使い続けるためには予防歯科がとても大切です。大人はもちろん、子どものうちから毎日のケアや歯医者での定期メインテナンスを習慣づければ、虫歯や歯周病リスクは大幅に軽減できます。

南草津の歯医者「南草津こども・おとな歯科」では、子どもから大人までの予防歯科やインプラント周囲炎予防を行っています。

予防歯科が大切な理由

虫歯と歯周病は歯を失う二大原因です。進行すればするほど治療は難しくなるため、多くの期間と費用がかかります。しかも、治療したとしても毎日のケアをしっかり行わないと再び歯のトラブルは発生する可能性があります。

虫歯や歯周病はどちらも原因がはっきりしており、ブラッシングなど毎日のケアはもちろん、歯医者での定期的なメインテナンスも併せて行えば予防可能です。「歯の病気になってから治療するのではなく、病気そのものを発症させない」、近年はそうした予防歯科の考え方が一般的になっています。

歯医者で定期的にお口の健康をチェックし、適切な処置・クリーニングといった予防を行いましょう。万が一、虫歯・歯周病になっても初期段階での発見、軽い治療ですぐに治すことができます。

予防で将来残る歯の本数と治療費の合計が変わります

日本人の平均寿命は約84歳です。しかし、歯の寿命はどうでしょうか？乳歯から永久歯に生え変わってからの約70年間、同じ歯を使うことになります。

厚生労働省の調査では、痛いときだけしか歯医者に行かない「トラブル来院型」の方は、80歳の時の残存歯数が8本。定期的に予防で通院している「予防来院型」の方は、80歳の時の残存歯数が20本という結果でした。治療費についても、トラブル来院型の方は、約435万円、予防来院型の方は約151万円という結果で、治療費の総額も定期的に予防に通院している方が圧倒的に少ないことが分かっています。

歯が抜けてしまってから、「定期的に通院しておけばよかった…」と後悔しないように、私たちは予防の大切さをしっかりとお伝えしていきたいと考えています。

お子さまの予防的矯正治療の考え方

予防的矯正治療はお子さまの歯並びを将来的に良くするだけでなく、歯の健康を守り維持するために重要な役割を持ちます。

「歯並びは遺伝だから仕方ない」と考えている親御さまは少なくありません。しかし、歯並びは後天的な要素も強く影響します。予防的矯正治療により顎の発育を促せばきれいな歯並びに必要なスペースを確保することが可能です。

予防的矯正治療ではお子さまのお口に合わせ、取り外しのできる床装置を使用します。寝る時間を中心に装着するもので、顎の発育不足を補うためのものです。

当院の小児矯正では歯を抜くことはしません。なぜなら、抜歯が必要な状態にしないために、この時期の矯正を行っているからです。矯正装置を使い顎の成長を促すことと併せて、お口を正しく成長させるための食育や悪癖の改善のアドバイスによって、お子さまの歯並びを自然に整えることが当院の治療方針です。

インプラント周囲炎の予防に大切なこと

インプラント周囲炎は、インプラント装着箇所に起こる歯周病のことです。放置し悪化させてしまうと、せっかく入れたインプラントが抜けることもあります。

インプラント周囲炎を予防するためには日々のメインテナンスとともに、喫煙や全身疾患も悪影響をおよぼすため、禁煙・疾患管理が重要です。そして何より、患者さまご自身が病気について正しく理解し、歯科医師・歯科衛生士とともに積極的に予防を行う姿勢が大切です。

当院では、ブラッシング指導や生活習慣改善のアドバイスなど患者さまご自身が行えるホームケアのサポートをします。そして定期メインテナンスを通して、インプラント周囲炎の予防・早期発見・早期治療を行います。「大切な歯を失った後に入れた第二の永久歯を失わない」、そういった意識を持って、生活習慣の見直しや歯医者での定期メインテナンスを行いましょう。